ここ最近、 Genesis のユーザー数が急激に伸びています。
2016年の1月頃は16万人だったのが、2016年4月現在、18万人を超えました。このままのペースでいけば、2016年の夏の終わりには20万人を超えるかもしれません。
ユーザー数と同じように、Genesis子テーマがリリースされるペースも早まっているようです。
2016年2月頃は81種類ほどだったのが、2016年4月12日現在、Genesis子テーマは86種類になりました。こちらも100種類という大台が視野に入ってきました。
今回はそんなGenesisフレームワークに欠かせない、Genesis子テーマについてまとめてみたいと思います。
Genesis子テーマとは
Genesis子テーマは、Genesisフレームワークに独自の機能や見た目を追加するものです。
カスタマイズ方法などの違いはあるものの、カスタマイズの流れや子テーマの中身(functions.php
やstyle.css
)など、基本的には通常の子テーマとほとんど変わりません。
よくあるWordPressテーマと同じように、functions.php
からトップに戻るボタンを追加したり、style.css
で見た目を変えるCSSコードを追加することができます。
Genesis子テーマと、よくある子テーマの違い
1 子テーマから出来ること
GenesisフレームワークはGenesis子テーマと合わせて使うことが推奨されています。
下の記事でも書きましたが、Genesis親テーマが使い回しが効きやすいように汎用的に作られているので、Genesis子テーマは企業サイトやアフィリエイトサイト、イベントサイトまで様々なジャンルのサイトを作ることができます。
GenesisがGenesis『フレームワーク』と呼ばれる理由
2 カスタマイズの方法
Genesis子テーマと通常のWordPress子テーマの違いとしてよく挙げられるのが、カスタマイズの方法です。
Genesisにはバージョン2.2.7の時点で、アクションフックが194、フィルターフックは166という大量のフックが用意されています。指定した場所で処理を加えたり(アクションフック)、表示されるものや処理を変えたり(フィルターフック)できるという、がっつりカスタマイズする場合にとても便利な機能です。
ただ、アクションフックやフィルターフックはGenesisだけの機能ではないものの、フックが用意されていないテーマも多いので、慣れていないと使いにくいかもしれません。そのような場合には、変更したい場所に合わせたGenesisカスタマイズ専用プラグインを使っていくのがおすすめです。