Genesis にはカスタマイズを便利にするショートコードという機能が用意されています。
カスタマイズ前のGenesisでは、カテゴリーやタグの前には『File Under』や『Tagged With』の文字が入るように設定されていますが、ショートコードを使えばこのような文字を簡単に変更することができます。
目次
ショートコードの使い方
1 基本形
ショートコードを使う時の基本形は [post_tags]
のように、何も引数を付けないタイプです。
ショートコードは記事本文中でも使うことが出来るので、[post_tags]
と入力してみると、テーマファイルが表示してくれるタグ名とは別に『Tagged With: css』が表示されました。※ この投稿にはcssというタグを付けました。
2 ショートコードの表示内容を変更
ショートコードには引数を設定できるので、引数を使ってショートコードの表示内容を変更することが出来ます。
下のように before="タグ: "
を追加すると、『Tagged With: 』が『タグ: 』に変わります。


よく使うショートコードとその使い方
上で使った[post_tags]
は before
という引数を使いましたが、引数はショートコードによって変わります。逆にGenesisのように引数が用意されていないショートコードもあります。
なので、ここではよく使うショートコードと、その使用例をまとめてみました。
投稿に設定されたタグをリンク付きで表示するショートコードです。
引数 | 説明 |
---|---|
sep | タグが複数ある場合の区切り文字 |
before | タグの前に表示するテキスト |
after | タグの後に表示するテキスト |
使用例)
[post_tags sep=", " before="Tags: "]
[post_categories]
引数 | 説明 |
---|---|
sep | カテゴリーが複数ある場合の区切り文字 |
before | カテゴリーの前に表示するテキスト |
after | カテゴリーの後に表示するテキスト |
使用例)
[post_categories sep=", " before="カテゴリー: "]
引数 | 説明 |
---|---|
before | 著者名の前に表示するテキスト |
after | 著者名の後に表示するテキスト |
使用例)
[post_author before="著者: <b>" after="</b>"]
表示)
著者: Brian Gardner
引数 | 説明 |
---|---|
copyright | © の文字 |
first | 設立年など、現在の年の前に表示する年号 |
before | コピーライトの前に表示するテキスト |
after | コピーライトの後に表示するテキスト |
使用例)
[footer_copyright first="2005"]
表示)
© 2005–2016
プラグインと組み合わせると更に便利に使える
ショートコードを使うだけでもカスタマイズが便利になりますが、『Genesis Simple Edits』のようなプラグインと組み合わせると更に手軽にカスタマイズできるようになります。
また、公式サイトにはショートコードの一覧ページがあるので、一度見ておくと良いかもしれません。(ログインが必要です)
公式サイトショートコード一覧